【 猩 々 池 下 見 】

1252m(白髪山中腹)


2025_07_29    累積登降差 : +416m -416m     歩行距離 : 6.1km     所要時間 : 5時間16分


[柳沢林道終点P]09:10→10:00[粟畑十字路]→10:13[展望地]→10:26[白髪山中腹(戻)]→10:39[展望地]→10:51[粟畑十字路]→11:10[仙台カゴ下水場]11:20→11:40[楠峰下]→12:13 【猩々池降り口】 →12:52[楠峰下]→13:15[仙台カゴ下水場]→13:38[粟畑十字路]→14:26[柳沢林道終点P]
国土地理院地形図

★ 毎日猛暑で山に行ける状態ではない。夏場は登山口標高が1000m以上と決めているが、1000mを超えても直射日光が当たる所は、とてもじゃないが身が持たない。よって、標高1000m以上、且つ直射日光が当たらない所として選んだのが御所山柳沢林道終点から仙交小屋跡に至る、ブナ樹海の傾斜が緩いコース。途中、大展望の粟畑展望地にも寄る行程でやって来た。
★ だが、目的は猩々池探訪の下見。仙交小屋跡への降りの途中から宮城県側に標高100m程降るのだが、その降り口の確認が目的。楠峰下からの降りは右側が楠峰北稜の斜面なのだが、地形図では最初に斜面が途切れる場所、つまり宮城県側が見渡せる場所が降り口だろうと推測。その場所の確認が主目的。実際、猩々池に行くのは落葉した後の見通しの良い時期(晩秋)と考えている。
★ 御所山に行く時、楠峰下から仙交小屋跡までの道がどううねっているかなど考えた事が無く、あまり変化のない降り道とだけ思っていたが、意外にも猩々池への降り口へはほゞ90°回り込むのが実感出来た。樹林帯の中では遠景が見えない為、方向感覚が騙されているのだ。実際、御所山は正面に在ると思っていたが、猩々池への降り口近くでは道の左側に見えていた。先入観が方向感覚を狂わせていた。
★ 猩々池への降り口と思われる場所からは蛇ヶ岳方行が見え、真っ直ぐ下には浅い沢が在る様だ。また、地形図でも、以前登った楠峰北稜岩峰からの俯瞰でも、猩々池との間に緩い尾根が在る様だ。猩々池に行くには沢を真っ直ぐ降ってから右(南)に折れて水平に進むか、降り初めに右に斜行して尾根を超すかだろう。尤も、行ってみれば意外と踏み跡や赤布が在ったりするかもしれない。仙台カゴに初めて行った時の様に。
★ ところで、今回はTAFTで初の林道走行なのだが、軽自動車なのでスイスイ走れると思っていたのが大間違い。新車なので車体に傷が付くのが嫌で、刈込挟で道に迫出した草木を刈りながらの走行となった。前のINSIGHTの時は全然気にならなかったが、全くの思惑外れである。