【 蔵 王 】
1841m(熊野岳)
2025_07_22 累積登降差 : +373m -373m 歩行距離 : 8.3km 所要時間 : 5時間11分
[刈田駐車場]10:08→10:10[北都開発リフト起点]→10:38[馬ノ背道]→10:42[御釜展望路入口]→10:42[御釜展望路最下点]→11:13[馬ノ背道に合流]→11:42[熊野岳稜線]→11:56 【熊野岳Δ】 →12:19[熊野岳から斜面へ]→12:57[御釜展望路へ]→13:30[御釜展望路最下点]→13:45[馬ノ背道]→14:15[北都開発リフト起点]→14:22[御田ノ神入口]→14:40[御田ノ神祠]→15:05[御田ノ神入口]→15:19[刈田駐車場]
★ かつて山形に「天皇と呼ばれた男」がいた。山形県民の殆どが蔵王県境移動事件について知らない。いや、知らされていない。新聞、ラジオ、テレビなどのメディア、県庁、市役所、警察などの行政機関が「天皇と呼ばれた男」に支配されていて、事件について全く報道されなかったからだ。
★ 北都開発の錆びたリフトは昔から在ったが、いつの間にか撤去された。2015年に撤去されたらしい。無くなってから『しまった。写真に撮って置くんだった』と後悔した。撮るチャンスは幾らも在ったのだが、当時、刈田駐車場からスタートする事は、観光であって登山ではないと考えていたので、登山の流れの中で北都開発リフトを撮る機会は無かった。つまり、無くなってしまうとは思っていなかったので、わざわざ撮ろうとは考えなかったのだ。目では何度も見ていたのに・・・。
★ 北都開発リフト跡は、元県境であった山交リフト南側の道よりずっと良い道だった。地形図には道として記載が無いのに、登降する人がそれなりに居た。何故知っているのか不思議だが、これがリフト跡と知る人は居なかった。県はこの道を元の植生に戻そうと思っている様だ。不都合な記憶は消し去るという事か。
★ 蔵王エコーラインは1962年に開通した。父のスーパーカブの後ろに乗って御釜を見に行こうとしたが、オーバーヒートして断念した記憶がある。原付に2人乗りではやはり無理(その前に違法)。その後、車で登り山交リフトに乗って御釜を見た事が何度かあったが、エコーラインは有料で結構高額だったので、遠くの親戚が来た時ぐらいしか行く事は無かった。無料化された後も通過するだけで御釜を見る事は無かった。
★ 山交リフトで面白いのは、リフトに乗っている人の写真を構わず撮って、後で希望者に写真を買ってもらう商売をまだやっている事。1962年から続いているとすれば、ちゃんと儲かっているのだろう。他の観光地でもそんな商売があった様な気がする。今はディジタルカメラなので売れなければ消すだけだが、昔はフィルムだったので高価なのにペイする程売れたのだろう。現像してプリントする時間を考えると、どうやっていたのだろう。
★ 今回も例に依って御田ノ神湿原に行った。LIZAから中丸山、熊野岳と登って、御田ノ神湿原を通ってLIZAに戻ろうとしている先行の2名は、避難小屋の方に行ってしまった。地理院地図には避難小屋からエコーラインを跨いでLIZAに至る道が書いてあるので、そこを行こうとしたのだ。だが、その道はもう埋もれてしまって無いので、登山道に出る道を案内してあげた。地理院地図の修正が必要なので国土地理院に依頼したいが、県みどり自然課に確認が必要だろう。