★ 今年6月19日に千歳山に登った時、山頂から少し下った所に山形市街が展望できる場所が在り、木の葉が落ちた後の晩秋～初冬に夜景を撮ろうと考えていた。それで今回、山頂で日没になる位の時間に登った。因みに、当日の山形市での日没は16:19、新月である。

★ 夜景撮影は2022年11月に富神山から山形市街を撮った事がある。それ以来なので撮り方を殆ど忘れていた。夜景や星野撮影はデジタルカメラでは難しい所があるが、今回は山形市街が明るいのでピントも露出もオートで撮れたので助かった。シャッター押下時のカメラブレを防ぐレリーズを持っていないのでセルフタイマーを使うが、事前に設定方法を調べていなかったので時間がかかってしまった。これは反省点、次回に生かそう。

★ 山形市街の夜景は、千歳山の直下に市街があるので、流石に大きく綺麗に撮れた。ただ、広い展望が無く、樹木が写り込んでしまうのが難点。もう少し刈払して貰うと写真屋としては有難いが、そもそもが枯れた赤松を伐採した隙間なので、いずれは雑木に覆われてしまうだろう。夜景が撮れるのは今だけかも知れない。

★ 他に美しい夜景が撮れる山は無いだろうか。青葉山（116ｍ）から仙台市、岩山（340ｍ）から盛岡市、信夫山（275ｍ）から福島市。青葉山だったら容易に行けそう。仙台で思い出したが、国見峠（235ｍ）からの夜景も良いらしい。候補に入れておこう。

★ それにしても、千歳山は山形市中心部に近い為か、夕方から登る人も多く見られた。真っ暗になった夜景撮影中に、ヘッドライトを点けて登って来る若者もいたが、千歳山なら驚く事でもないのだろう。