【 面 白 山 】

1264m


2021_09_13    累積登降差 : +762m -762m     歩行距離 : 12.0km     所要時間 : 7時間35分


[天童高原登山者P]07:25→08:10[長命水]→08:36[変則十字路]→09:56[長左エ門平]10:05→10:45[主稜線]→11:21[中面白山]11:29→11:45[コル]→12:25【 面白山Δ 】12:48→13:30[三沢山]→14:05[長命水]→15:00[天童高原登山者P]
国土地理院地形図

★ 今日の目的はトレーニング。この時期は残雪、新緑、花、紅葉・・・被写体は何も無い。加えて今日は晴れてはいるが雲が多く、山には雲の影が斑模様に映り、写真的に好ましくない空模様。だが、脚力維持のため行かなければならない。
★ 私にとって面白山(と南面白山)は、唯一電車でアプローチ出来る便利な山。発着駅とも歩いて行けるので、大変便利だ。乗り継ぎも無く電車だけで行って来れる山は珍しい。仙山線は夜遅くまで走っているので、長くて2時間待ちを耐えれば帰って来れない心配はない。但し、今回はコロナ感染を気遣って車で天童高原から登る事にした。
★ 電車での登山と言えば谷川岳。ロープウェイで天神平から谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳と縦走し、茂倉新道を降り、電車で土樽駅から土合駅に戻って来る行程を計画しているが、果たして行けるだろうか。もう無理かも知れない。
★ さて今回の面白山だが、天童高原から長左エ門道で長左エ門平まで行き、中面白山、面白山と登り、三沢山経由で天童高原に戻るという行程。トレーニングにしては些か軟弱だが、コロナ過で山行が減った今、それでもかなりの労働だ。と言うより、体重が減らないのが一番の問題なのだが・・・。
★ 今はマツタケの最盛期。他にはサクラモダシ、ロクショウハツタケなど、初秋の落葉前のキノコの盛りで、里山で西日が差し、赤松が生えツツジ類が下生えの稜線や斜面が専らの狙い目だった。面白山の長左エ門道や牧場周縁では、もう少し早い時期だが、ウラベニホテイシメジやタマゴダケが採れたのだが、福島第一原発事故でキノコ採りは止めてしまった。
★ ところで、この時期のそうした環境では必ずチッチゼミが鳴いていて、『あゝ秋だなぁ』と感じたものだが、近年、チッチゼミを全く聞かなくなった。『地球温暖化のせいで、鳴かなくなったのだろうか』と思っていたが、家に帰ってWebでを調べたら、周波数が10kHz以上なので、私らの年齢(60台後半)にはもはや聞こえないのだそうだ。そう言えばハタオリ(ウマオイ)の鳴き声が聞こえなくなって10年も経っただろうか。嗚呼・・・。