【 障 子 ヶ 岳 1 】
1349m (紫ナデ)
2021_06_06 累積登降差 : +971m -971m 歩行距離 : 7.6km 所要時間 : 7時間46分
[林道奥P]06:58→07:08[出合向沢]→08:56[小ピーク]→09:44[乗越]→09:55[大クビト]→10:27[1250の肩]10:34→10:45[1300の肩]→11:02【 紫ナデ 】11:16→11:36[1300の肩]11:55→12:05[1250の肩]→12:27[大クビト]→12:38[乗越]12:48→13:26[小ピーク]→14:25[出合向沢]14:32→14:44[林道奥P]
★ 表題を「障子ヶ岳」としたが、写真の対象が障子ヶ岳なのであって、紫ナデまで行って帰って来たという行程である。最初から障子ヶ岳までは行く気が無く、小障子までは行きたいと思っていたが、紫ナデでやめて帰って来た。今の脚力(体重)では、これが精一杯なのが悲しい。
★ 障子ヶ岳には過去2回登っているが、何れも南回り(時計回り)だった。だが、障子ヶ岳に登るだけなら林道奥まで車で入りピストンすれば一番楽である。写真的にも、紫ナデ東稜や小障子からの障子ヶ岳の方が岩壁が写るので迫力ある絵になるし、残雪の映り込みも紫ナデ東稜からの方に分があると思われる。また、光線的にも順光で障子ヶ岳の岩壁が撮れるのは北回りである。加えて、この時期、竜ヶ岳の巻道は残雪で難渋する気がする。
★ 6月初旬なので、どの程度残雪が在るか不安だったが、大クビト前の乗越周辺だけが残雪歩きで、他は夏道だった。大クビトから紫ナデ東稜に駆け上がると一気に眺望が開け、遠くは残雪の朝日連峰主脈、中景に大井沢川源流域の深い谷に落ちる残雪模様と障子ヶ岳の壮絶な岩壁、近くは今居る尾根の新緑と、さすが朝日連峰と思わせる絶景が堪能できた。北回りコースの白眉は標高1300m付近からの展望と言って良い。絶対にお薦めである。
★ 本当は、狙っているのは秋の紅葉なのだ。障子ヶ岳周辺は朝日連峰でも最も紅葉が見事な山域だと思う。大朝日岳など連峰主脈は標高が高過ぎて、草紅葉は良いが、紅葉する灌木は少いのだ。障子ヶ岳の標高はサラサドウダン、ミネカエデ、ナナカマドなどの灌木が多く、それは見事に紅葉する。今年の秋には絶対再訪したい。
★ 今回行ったコースはトレーニングコースとしても最適と感じた。危険個所も無く、然程の急登も無く、紫ナデまでとしても、障子ヶ岳までとしても良く、使い回しが良いと感じた。難点だった水場も最近出来たようだし、我が家から1時間15分程で登山口に着くのも許容範囲だろう。これからもっと使っていきたい。